一次試験
通訳案内士の日本地理は「国立公園」から攻める|白地図学習の実践編

Q
地理の範囲が広すぎて、どこから手をつければいいか分からない…
A
最初の一歩は国立公園です。頻出のうえに、他のテーマ(温泉・世界遺産)への「幹」になります!
日本地理の勉強法で「白地図に国立公園を全部書き込む」と書きました。この記事はその実践編です。なぜ国立公園から始めるのか、どう覚えるのかを掘り下げます。
なぜ国立公園が「最初の一歩」なのか
- 頻出:国立公園は日本の観光資源の代表格で、位置・特徴を問う問題が定番です
- 幹になる:国立公園の周りには温泉・世界遺産・名勝が集まっています。先に公園を覚えると、他の知識を「あの公園の近く」と紐づけて覚えられる
- 数が有限:全部で35(執筆時点。最新の指定状況は環境省サイトで確認を)。「終わりが見える」暗記はモチベーションが保ちやすい
覚え方:白地図×地方ブロック法
一気に全部ではなく、地方ブロックごとに白地図へ書き込んでいきます。
- 北海道から南下:北海道の公園群→東北→関東・中部→近畿→中国四国→九州・沖縄の順で、1ブロックずつ
- 書き込むのは位置+名前+ひとこと特徴(例:火山・湖・海岸・湿原のどれか)まで。特徴があると選択肢を切れます
- 翌日、白紙の白地図に思い出して書けるかテスト。書けなかった公園だけ翌週もう一度
- 全ブロックが終わったら、月1回「全国一斉テスト」で総復習
私はこの方式で、地理全体の暗記の「背骨」を作りました。本番89点の土台はここです。
紐づけで得点を倍にする
国立公園を幹にして、頻出テーマを枝として足していきます。
- 温泉:有名温泉地は国立公園の中や隣にあることが多い。「公園とセットの位置関係」で覚える
- 世界遺産:自然遺産は国立公園と重なるエリアが多い。重なりを意識すると両方の問題に効く
- 火山・湖・山岳:公園の「ひとこと特徴」がそのまま自然地理の答えになる
バラバラに覚えると3倍の暗記量ですが、幹に紐づければ1回の白地図作業で3テーマ分の得点力になります。
出題パターンを知っておく
- 位置問題:地図上で公園の場所を選ばせる——白地図学習がそのまま答えになります
- 組み合わせ問題:公園と特徴(湿原・カルデラ等)、公園と都道府県の対応
- 写真問題:代表的な景観写真から公園や観光地を特定。教材の写真とGoogleマップのストリートビューで「見た記憶」を作っておくと強い
使う道具
- 白地図:無料の白地図を自分で印刷(何度でも書き直せるのが利点)
- 参考書:『全国通訳案内士試験「地理」合格!対策』(三修社)の国立公園ページを台本に
- 環境省の国立公園サイト:最新の指定状況・公式の見どころ確認に
まとめ
✔ ポイント
- 地理の最初の一歩は国立公園。頻出×有限×他テーマの幹になる三拍子
- 地方ブロック別に白地図へ書き込み→翌日白紙テスト→月1総復習
- 温泉・世界遺産は公園に紐づけて覚えると暗記量が1/3になる