二次試験
通訳案内士 二次試験の外国語訳を制する「略字メモ術」|実際に使った記号一覧

Q
外国語訳って、日本語を聞きながらメモするんだよね?書くのが追いつかない…
A
全部書こうとするから追いつかないんです。骨だけ略字で拾うのがコツ。私の記号を公開します!
二次試験の外国語訳パートは、試験官が読み上げる日本文をメモして、即座に英語にするタスクです。ここで差がつくのは英語力より先にメモの技術。二次対策の記事でも触れた略字メモ術を、この記事で深掘りします。
なぜメモが勝負なのか
読み上げは1回きりで、記憶はあっという間に消えます。かといって全文を書き取ろうとすると、書いている間に次の文を聞き逃す——これが典型的な失敗パターンです。
原則はこうです。
✔ ポイント
- 全部書かない。主語・動詞・数字・固有名詞の「骨」だけ拾う
- 頻出語は記号化しておく(ただし10個程度まで)
- 迷ったらひらがな最速書き。きれいに書く必要はゼロ
私が実際に使っていた略字
| 意味 | 略字 | ひとこと |
|---|---|---|
| 日本人 | J | 最頻出。1画で書ける |
| 外国人観光客 | Fv | foreign visitor。これも超頻出 |
| 好き・人気がある | ♡ | 「外国人に人気」構文が多い |
| 世界 | 〇 | 地球のイメージ |
そして、ここに増加・減少の「↑↓」、因果の「→」のような一般的な記号を足せば、試験で出る日本文の骨組みはほぼカバーできます。「訪日外国人が増えていて、〇〇が人気」という頻出パターンなら Fv↑ 〇〇♡ の6文字で足ります。
略字は「自作」してこそ武器になる
大事なことを言うと、他人の略字リストを丸暗記しても本番で使えません。思い出すのに時間がかかったら本末転倒だからです。自作の手順:
- 過去問・想定問題の日本文を眺めて、自分がよく書く単語を10個拾う
- それぞれ「1〜2画で書ける」記号を決める(アルファベット1字・記号・絵、何でもOK)
- 一晩寝かせて、翌日メモを見て意味を思い出せるかテストする。思い出せなかった記号は捨てる
この「翌日テスト」が重要です。作った直後は全部覚えていますが、本番の緊張下で使えるのは体に馴染んだ記号だけ。だから作りすぎない(私は10個程度に絞りました)。
練習法:読み上げ速度を再現する
- 無料の読み上げソフト(音読さん等)にニュースや観光庁の文章を読ませて、0.75倍速でメモ→英語で復元、を繰り返す
- 本番の読み上げは市販対策本のCDよりずっとゆっくりです。速い教材で練習しておけば本番が楽に感じます
- メモを見ながら英語にする練習では、メモに書いていない部分を記憶で補う感覚を掴んでください。メモは杖であって、全文の代わりではありません
本番でのメモの心得
- 聞くことが8割、書くことが2割。書くのに夢中になって文意を取り損ねるのが最悪
- 数字と固有名詞だけは正確に書く(ここは記憶に頼らない)
- 訳し始めたら、メモに固執せず自分の使い慣れた構文に乗せて言い切る(対策記事の「忠実に訳さなくてOK」の通りです)
まとめ
✔ ポイント
- メモは「骨だけ」。J・Fv・♡・〇+矢印で頻出パターンはカバーできる
- 略字は自作×10個まで×翌日テストで体に馴染ませる
- 練習は読み上げソフトで。聞く8割・書く2割の配分を忘れずに
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