通訳案内士の「日本歴史」は歴検2級で免除が正解|92点で一発クリアした勉強法

全国通訳案内士試験の「日本歴史」は、年によって難易度が大きく振れる5科目イチの読めない科目と言われます。私はこの科目を本試験では受けていません。歴史能力検定(歴検)2級に先に合格して、免除で消したからです。スコアは92点でした。
なぜ本試験ではなく歴検で取るのか
- 本試験の歴史は出題が読めない。写真・美術史・細かい文化史など、対策の的を絞りにくい
- 歴検2級は出題形式が安定した4択マーク式で、過去問対策がそのまま効く
- 本試験は年1回。歴検も年1回(例年11月)ですが、通訳案内士試験の前年秋に受ければ、本試験を3〜4科目に減らして翌年8月を迎えられる
- 歴検2級の合格は通訳案内士試験の免除にずっと使える資格として残る
「歴史が得意だから本試験で勝負」という人以外は、歴検先取りが合理的です。免除制度の全体像は免除制度 完全ガイドへ。
私の勉強法:3段ロケット(マンガ→動画→一問一答)
歴史の勉強は「いきなり暗記」が一番挫折します。私は流れ→講義→暗記の3段階に分けました。
段階1:歴史マンガで「物語」として流れをつかむ
まず日本史全体を物語として頭に入れます。マンガなら1〜2週間で通せて、「なぜそうなったか」の因果が残ります。ここを飛ばすと、あとの暗記が丸暗記になって崩れます。
段階2:YouTubeの高校日本史の通史解説で「講義」を受ける
無料で質の高い通史解説がいくらでもあります。マンガで入れた流れに、用語と年代の骨格を乗せていくイメージです。倍速再生で回転数を上げます。
段階3:『日本史一問一答【完全版】』(東進)で知識を肉付け
仕上げは一問一答の反復。マンガと動画で文脈ができているので、単発の暗記がスッと入ります。
歴検2級のヤマ:近代を厚くやる
歴検でも通訳案内士本試験でも、近代(幕末〜昭和)は毎年しっかり出ます。逆に旧石器〜古代は配点が薄い。「古い時代から律儀に完璧にしていく」勉強は、試験対策としては配分ミスです。近代を厚く、前近代は流れ+頻出事項に絞るのが得点効率のいい配分でした。
スケジュール感
| 時期 | やること |
|---|---|
| 夏〜秋 | マンガ→YouTube通史→一問一答 |
| 11月 | 歴検2級を受験 |
| 翌年8月 | 通訳案内士一次(歴史は免除で受けない) |
私は10月に通訳案内士の勉強を始めて、そのまま11月の歴検に突っ込みました。短期決戦でも3段ロケットなら間に合います。
まとめ
- 歴史は本試験で勝負しない。歴検2級で前年に消す
- 勉強はマンガ→YouTube→一問一答の3段階。いきなり暗記しない
- 近代重点の配分で92点。満点はいらない、合格点でいい
一次試験全体の戦略は独学一発合格の勉強法にまとめています。